「クロック据え置き、キャッシュ2倍」の最新P4発表

 

Intelは何年にもわたり、クロックスピードの向上によってPentium 4の性能を高めてきたが、90ナノメートルプロセスへの移行に伴う電流リークの問題により、プロセッサの速度を上げられなくなっている。同社は昨年、Pentium 4のクロックスピードは3.8GHzで頭打ちになると発表した。プロセッサのキャッシュメモリを増やせば、クロックスピードを増やすほどには電力を使わずに済む。

 また新版Pentium 4は64ビットOS・アプリケーションをサポートする。Intelと、2003年に64ビットデスクトップCPUを投入したAMDは、Microsoftの64ビットWindows XP製品版に合わせて準備を進めているところだ。同OSは何度もスケジュールが遅れた末、今年前半にリリースされる見込みだ。Linuxは既に64ビット拡張技術に対応している。

ついにクロックスピードに限界がやってきたのか・・・。どちらにしろ、消費電力を抑えないと電気代が高そうな予感♪