給与カット「ノー!!」 県職員ら1500人デモ

鳥取県財政再建のため県職員などの給与5%カットをめぐり、給与削減を盛り込んだ条例改正案が提案される二月定例県議会開会を前にした二十三日、県職労などで組織する対県五者共闘が鳥取市東町二丁目の久松公園で総決起集会を開き、集まった千五百人がデモ行進をして県庁を取り囲み、給与カット反対を訴えた。

 集会では、県職労の片山武彦委員長が職員を前に「自分の責任で提案するが、最後は議会が決めると言っているような知事には協力できない」と訴えた。安田邦夫連合鳥取会長も「民間は厳しく、公務員は恵まれているという見方もある。しかし、一方的に給与を下げていいというものではない」と職員らを激励した。

 また、町議会が職員給与20%カットを求める方針を示している智頭町の江口真也町職労委員長が「町議会は知事の発言をそのまま実行しようとしている。直接労使関係のない議会の圧力と共に戦おう」と訴えた。

 この後、県職員らは県庁までデモ行進し、県庁を取り囲み「知事に職員の痛みが分かるか」などと声を上げて、給与カット反対を訴えた。

財政再建のため県職員などの給与5%カットでデモをしているのって、まだ、幸せな感じがする
普通なら県職員は半分以上リストラでその穴を埋めるのは、フリータか派遣社員財政赤字のためには切り捨て行くことが大切ということだな。